令和8年 予算特別委委員会 総括質問

1.感震ブレーカーの拡充について
2.浅草の将来像について
3.若手教員の研修について
4.高齢者の見守りについて
最初に感震ブレーカーの拡充についてお伺い致します
感震ブレーカーは地震の強い揺れを検知し、自動的にブレーカーを落として電気の供給を遮断し、電気製品からの出火や、停電復旧時の再通電による通電火災を防止し、二次災害の軽減に非常に有効と考えられています。
区が行っている感震ブレーカーの設置助成と無償配布は 平成28年から事業を開始し、翌年29年度に地域を拡大し、現在 住宅密集地域である
根岸3・4・5丁目 谷中2・3・5丁目 東浅草2丁目 日本堤1・2丁目
橋場2丁目 において設置助成と無償配布を行っております
事業開始からの実績は 配布は約3,200台 設置率は助成による感震ブレーカー設置数も含めて 約20%とのことでした
東京都による調査では2020年度時点で設置率は約6%から8.3%と非常に低い水準に留まっていますと調査結果をまとめていますが、本区は約20%と、区として普及の促進と対象地域の方々のご理解と防災意識の高さ・によるものと思います。高く評価致します。
また、首都直下地震時の火災被害を減らすため、2030年までに設置率25%へ引き上げる目標を掲げております。
しかし、震災はいつ起こるか予想は出来ません、発生した場合 漏電による火災の発生も考えられます、また避難する場合も ブレーカーを下げて避難をする事は必要です、電気が復旧した場合も通電火災が発生してしまう事も想定され、この火災から隣の建物に類焼してしまう事は、住宅密集地域に比べると 発生率は低いとは思いますが ゼロではないと思います
特に支援を必要とする方や高齢者のみの世帯の方々はブレーカーを下げることは困難なことが予想されます。
そこで、私は今まで、制度を台東区内全域に拡大をと要望して参りましたが、すぐには難しいと思われるため、より必要と考えられる、避難行動要支援者の方や、高齢世帯の方々に対して制度の拡充を図ることにより、災害発生時の火災による被害や類焼を防ぐことが出来ると考えます。
そこで、台東区内全域の避難行動要支援者や御高齢世帯の方々にも 感震ブレーカー設置助成と無償配布を拡充することが大切と考えます
区長のご所見をお伺い致します。
2点目 浅草の将来図について お伺い致します
台東区内は、江戸期には多くの水路が張り巡らさせていました、隅田川(大川)や谷田川(藍染川)、不忍池といった水や川の景観的風情が非常に愛されてきました。不忍池は、東京湾の入り江が取り残されてできたもので、琵琶湖に見立て、江戸期に弁天堂建立を経て蓮見の名所、遊興地として繁栄しました。
隅田川では、美しい橋や船の往来、花火大会など、水辺を楽しみ、その光景が多くの人々に愛されていました。また、水運が発展し、水上交通の要所としても栄えました。
神田川は、江戸期に自然の川の付け替えにより、江戸城の外堀の一部とされ、美しい橋や屋形船などが行き交う風景が人々に愛されていました。
隅田川、不忍池、山谷堀などは、水辺空間や風情などを楽しむ行楽地としても浮世絵などの題材としてたびたび描かれました。
さて、山谷堀はかつてあった東京の水路です。正確な築年は不明ですが、江戸初期に荒川の氾濫を防ぐため、箕輪(三ノ輪)から大川(隅田川)への出入口である今戸まで造られたものだそうです。
江戸時代には、遊郭の新吉原への水上路として、隅田川から遊郭入口の大門近くまで猪牙舟(ちょきぶね)が遊客を乗せて行き来し、吉原通いを「山谷通い」とも言っていたということです。船での吉原行きは陸路よりも優雅で粋とされ、界隈には船宿や高級料理店などが建ち並び、「掘」と言えば、山谷堀を指すくらいに有名な場所だったようです。
石神井用水(音無川)を水源とした水流は、根岸から三ノ輪を通って、隅田川まで続いていました。
このように、江戸期の台東区にとって川はなくてはならない存在で、荷物の輸送や遊興にと重要な交通手段でした。
台東区こそが、江戸のころより、また、現代でも、これからも舟運の先進地域、先駆を切る地域でなければなりません。
ここで、私の描く将来像を述べさせて頂きます。
防災船着場から東参道二天門通りを経て浅草寺の二天門に至る道路及びその周辺について、船着場から緩やかな坂道が二天門に向かって登っていく、幅広の遊歩道を整備し、これに面する花川戸公園は屋上公園にして陽光溢れる公園に整備し、その下一階部分には乗降場と駐車場を整備してバスターミナルとする。川近く坂の下には商業施設を入れ、雨でも傘をささずに楽しめるショッピングモールとし、江戸通りは掘り下げて、半地下式の自動車専用の通りとし、その上を、二天門への坂道が伸びていく、そして二天門を通り抜け、浅草寺に至るようにしてはどうでしょうか。50年・100年先を見越して、ワクワクする壮大で荘厳な道を整備することのより、現在は安定した運用は出来ておりますが、観光バスの駐車場問題の解消にも資するものとなるのではないでしょうか。
私は、舟運を含む、水辺の空間の整備について、これまでも質問をしてきました。
本区は、隅田川が隣接する都内でも貴重な水辺のある区です。
しかし、現在の水辺空間には、水辺への円滑な誘導、安全で居心地のよい水辺の空間の創出などの課題があります。
貴重な水辺空間を有効に活用し、まちづくりを進めていくには、都や国とも連携しながら、水辺空間の整備を行っていくべきと考えます。
これは令和5年第2回定例会 一般質問で私が質問した内容です、
区長からは。
隅田川という貴重な水辺空間を、誰もが訪れたくなる魅力的な空間としていくことは、重要であると認識をしています。
特に、隅田公園を一体となった水辺空間づくりは、親水性や回遊性の向上、まちと水辺とのつながりの強化に有効であると考えています。
現在、策定中の「(仮称)浅草地区まちづくりビジョン」において、水辺空間の将来像や整備の方向性について、検討して参ります。
検討にあたっては、まちづくりと連携した河川整備や防災性の向上、新たなニーズに対応した公園機能の充実、まちなかのウオーカブルとの連携等の様々な視点が必要です。
これらについて、学識経験者、地域の方々、国や東京都などのご意見等もお伺いしながら検討を進めてまいります。
水辺空間の整備には、国や河川管理者である東京都との連携が必要となることから、引き続き協議や働きかけに努めて参ります。
との答弁を頂いておりました
この度 浅草未来図案が発表され 先ずは20年後の未来図としており、私が50年・100年先を見越してと考えていた整備が20年後との発表にビックリ致しました
また未来図を見てみると 内容の二天門に向かう道や地下のバスターミナルとほぼ同じことに驚きすら 感じました。
そこで どうしても黙ってはおらず 質問を行わせて頂きたく思います
浅草は、歴史的に隅田川と深く関わりながら発展してきたまちであり、今なお、台東区を代表する観光・文化の拠点であります。
一方で、現在の浅草を見ると、隅田川は貴重な都市資源であるにも関わらず、道路などによって、川とまちとが空間的、動線的に十分につながっているとは言い難い状況にあると思います。
また、今後は、築地や臨海部の開発の進展も見据えれば、浅草へのアクセスの強化や、都心部・臨海部とのつながりをどう高めていくかという視点も重要になってくると思います。
舟運についても、その可能性はあると思うのですが、それだけを切り出して論じるのではなく、水辺空間の魅力向上、川とまちの一体化、回遊性の向上といった総合的なまちづくりの中で進めていくべきものと考えています。
このたび区は、浅草地区の将来像を示す「浅草未来図案」を策定するが、重要なのは、そこに描いた将来像を、どのように実現していくのかという点であります。
特に、隅田川と浅草の関係を都市空間としてどう捉え直し、アクセスや回遊、にぎわいの向上につなげていくのか。
また、その実現に向けて、関係者とどのような論点を共有し、取り組んでいくのか、区長のご所見をお伺い致します
次に 若手教員の研修について お伺い致します
令和6年度公立学校教職員の人事行政状況調査によると、教育職員の精神疾患による病気休職者数は7,087人(全教職員数の0.77%)で令和5年度の7,119人から32人減少したものの、割合は横ばいである。
要因に関して教育委員会に調査をしたところ、昨年度に引き続き、児童・生徒に対する指導そのものに関する業務内容、上司、同僚、部下等の職場の対人関係、公務分掌や調査対応等、事務的な業務に関する業務内容が多い結果となっています。
病気休職者の内訳は東京都においては小学校が520人うち精神疾患の方が429人、中学校は177人うち精神疾患の方が146人と多くの方が精神疾患により休職されている状況が確認出来ます。
昨年の予算特別委員会で教育長より、教職員を対象とした研修を通じ、学校で起きる様々な問題への対応や働きやすい学校づくり等に関する知識や実践力を身につけさせることに力を入れています。
また、時間外在校時間が一定のラインを超えた教職員に対して行う産業医面談では、これまでの対面式に加え、新たにオンライン面談も選択できるようにし、より受診しやすいように工夫をしています。更に都が実施するアウトリーチ型相談事業や新規採用教員メンター等の事業につきましても十分な周知や活用を図っています。
今後は、全小中学校に配置しているスクールカウンセラーの一層の活用を促し、専門的な立場から教職員へのアドバイスを行うとともに、メンタルヘルスを取り扱う研修の充実に努め、教職員のメンタルヘルス対策に万全を期して参ります、との力強い答弁がありました。
そこで、調査結果からも分かるように、勤務している学校内での要因によることが見えていると思います、そういった悩み事を相談する場合、どう考えてもその場所で悩みを打ち明けることは、特に、若手教員においては、より一層困難だと考えます。
確かに東京都が行っている相談事業につないでいるとの事もお聞きしているのですが、台東区として、例えば区内の小中学校で、豊富な勤務経験のある方々等を講師に招いた若手教員を対象とした研修等を開催し、その中で自然と悩みを相談できるような体制を構築することが必要だと感じます。
教育長のご所見をお伺い致します
最後に 高齢者見守りキーホルダーの作成と対象の方の拡充について
お伺い致します
本区では、認知症により居場所が分からなくなるおそれのある高齢者に、早期発見のため、靴のかかと等に貼る反射ステッカーと衣類等に貼るアイロンステッカーの配布を行っております
申請内容は、緊急時に備え、区内地域包括支援センター及び区内警察署と情報共有し、申請時に配信希望の有無を確認の上、「高齢者見守りメールマガジン」とも連携し、行方不明になって際、個人情報を除く捜査協力依頼情報を配信し、区内警察と連携することで早期発見につなげています。
利用できる対象の方は、認知症で居場所が分からなくなるおそれのある、台東区内に住所を有する高齢者となっており、非常に有効な制度と思っております。
そこで、もう少し、対象の方と提供するアイテムの拡充を提案したいと考えます。
現在の認知症で居場所が分からなくなるおそれのある、台東区内に住所を有する高齢者となっておりますが、認知症のおそれが無い方でも、突然のけがや体調不良、もしくは道に迷ってしまい帰り道が分からなくなることはあると思います。ステッカー以外に、高齢者見守りキーホルダーを作成し、持ち物でより早く簡易に本人確認が出来ると思います。
キーホルダーには、個人の名前は記載されない事で、個人情報は守ることが出来、地域包括支援センターで登録することにより、地域高齢者の掌握の一助にもつながると考えます。
さらに、対象を区内在住の65歳以上の方もしくは65歳未満でも不安のある方にも拡充出来ればとも考えます。
出来ましたら申請に、LoGoフォーム(電子申請)も活用出来れば、より申請もし易くなると思います。
新たな見守りのアイテムを導入するとともに、高齢者全体の見守りをさらに広く行うことで安心・安全につながると考えます。
区長のご所見をお伺い致します

