1.防災について
(1)マンホールトイレについて
(2)備蓄品について
(3)防災ラジオの無償貸与について
2.観光バスの新たな降車場所について
3.舟運について
4.AEDへの三角巾配備について
台東区議会公明党 中澤史夫です。
区議会公明党は令和3年度東京都台東区一般会計歳入歳出決算、並びに各会計決算報告を認定の立場を表明致します。
それでは総括質問に入ります。私からは大きく4点について質問致します。
最初に、防災について3点お伺い致します。
1点目、決算特別委員会の審議の中で、マンホールトイレの数と設置できる場所の数は、マンホールトイレの個数が多いとの確認をさせて頂きました。しかし、各場所に同じ個数のマンホールトイレを備蓄はされてはいませんとの事でした。
発災後のトイレについて、過去の災害の検証では、トイレの個数が足らず、要請しても、すぐに届かなかった、との意見もありました。
発災後の被害状況、交通状況は予想出来ないと思います。
やはり、備蓄品の移動は極力避け、設置できる個数は普段から避難所に備蓄をしておくことが重要と考えます。
また夜間にトイレを使う場合の照明を置く台は装備されていると思いますが、ライトと共に防犯ブザーの備蓄も行うことにより、より安全安心に生活できると考えます。
区長のご所見をお伺い致します。
二点目に備蓄品についてお伺い致します。
令和4年4月に改訂された「避難所における良好な生活環境の確保に向けた取組指針」の防火・防犯対策に中で、避難所内で使用する毛布、シーツ等については、状況に応じて、燃えにくい素材のもの(不燃性・難燃性のある製品、防火品等を使用するなど、適切な防火対策に努めること、とあります。
区内の避難所等に備蓄されている毛布やシーツ等は不燃性や難燃性素材の製品にすべきと考えます。
区長のご所見をお伺い致します。
三点目に防災ラジオの無償貸与についてお伺い致します。
台東区は固定系防災行政無線デジタル化により防災ラジオもデジタル化に伴い、町会は要支援者を対象に無償貸与を実施しており、今後は受け取っておられない方に再度通知を行うと報告を委員会審議で確認致しました。
そこで、無償貸与の対象になっていない、区内の大型店舗や宿泊施設、多くの方が訪れる施設も対象に無償貸与を行い、防災ラジオで得た情報を施設内で早期に利用されている方々に情報提供を行って頂くことにより、早期の避難行動が出来ると思います。
防災ラジオの負傷貸与の対象拡大について区長のご所見をお伺い致します。
(区長答弁)
次に、観光バスの新たな降車場所についてお伺い致します。
令和3年度は、コロナ禍の中、国内旅行等では予約システムを活用し、安全安心に行われていたと思います。
昨日の規制撤廃により、今後は多くの方々が台東区に訪れて頂き、賑わいが戻ってくると期待するところであります。
そこで、コロナ前の課題を踏まえ、新たな浅草における観光バス対策を考え、実行していく事が重要と思います。
駐車場に関しては、今まで活用していた、清川、今戸、浅草、蔵前、現在はコロナ対策としてワクチン接種会場に活用、また駐車車輌の減少により、観光バスの駐車場として一時中止を行っている状況では、ありますが、新たに駐車場を確保するには、困難である現状を考えると、今ある場所を上手く活用して行く事、また常に行っていらっしゃる事と承知しておりますが、東京都や周辺区と連携を取りながら、駐車場確保に向けて働きかけていく事も重要と思います。
現在、バスの乗降場所は、降車場が、雷門、国際通り、言問通り、乗降場所は、東武線浅草駅横、花川戸公園に設置を行っております。
しかし、言問通りの乗降場所に入るバスが順番待ちのために、渋滞が発生し他の車両に影響を与えてしまっているとの声も頂いておりました。
そこで、新たな降車場所を設置すべきと考えます。
区長のご所見をお伺い致します。
(区長答弁)
雷門前の並木通りには、観光バスの乗降場所は是が非でも設置を行って頂きたく思います。
浅草に訪れて、真正面に雷門が見える場所から観光がスタート出来れば、これほどに無い、感動と、一生忘れる事の出来ない、記憶に残ると思います。
三点目に、舟運についてお伺い致します。
いよいよ、浅草に訪れて頂く機会が増えてくる事が予想されます。
台東区内は、江戸期には多くの水路が張り巡らさせていました、隅田川(大川)や谷田川(藍染川)、不忍池といった水や川の景観的風情が非常に愛されてきました。不忍池は、東京湾の入り江が取り残されてできたもので、琵琶湖に見立て、江戸期に弁天堂建立を経て蓮見の名所、遊興地として繁栄しました。
隅田川では、美しい橋や船の往来、花火大会など、水辺を楽しみ、その光景が多くの人々に愛されていました。また、水運が発展し、水上交通の要所としても栄えました。
神田川は、江戸期に自然の川の付け替えにより、江戸城の外堀の一部とされ、美しい橋や屋形船などが行き交う風景が人々に愛されていました。
隅田川、不忍池、山谷堀などは、水辺空間や風情などを楽しむ行楽地としても浮世絵などの題材としてたびたび描かれました。
さて、山谷堀はかつてあった東京の水路です。正確な築年は不明ですが、江戸初期に荒川の氾濫を防ぐため、箕輪(三ノ輪)から大川(隅田川)への出入口である今戸まで造られたものだそうです。
江戸時代には、遊郭の新吉原への水上路として、隅田川から遊郭入口の大門近くまで猪牙舟(ちょきぶね)が遊客を乗せて行き来し、吉原通いを「山谷通い」とも言っていたということです。船での吉原行きは陸路よりも優雅で粋とされ、界隈には船宿や高級料理店などが建ち並び、「掘」と言えば、山谷堀を指すくらいに有名な場所だったようです。
石神井用水(音無川)を水源とした水流は、根岸から三ノ輪を通って、隅田川まで続いていました。
このように、江戸期の台東区にとって川はなくてはならない存在で、荷物の輸送や遊興にと重要な交通手段でした。
台東区こそが、江戸のころより、また、現代でも、これからも舟運の先進地域、先駆を切る地域でなければなりません。
そこでハード面として、船着場を活用するため、近くに日除け・雨除けのテント、ベンチなどの設置、ソフトの面では、利用促進のため、民間事業者へアピール等を行うべきと考えます。区長のご所見をお伺い致します。
(区長答弁)
防災船着場から東参道二天門通りを経て浅草寺の二天門に至る道路及びその周辺について、船着場から緩やかな坂道が二天文に向かって登っていく、幅広の遊歩道を整備し、これに面する花川戸公園は屋上公園にして陽光溢れる公園に整備し、その下一階部分には乗降場と駐車場を整備してバスターミナルとする。川近く坂の下には商業施設を入れ、雨でも傘をささずに楽しめるショッピングモールとし、江戸通りは掘り下げて、半地下式の自動車専用の通りとし、その上を、二天門への坂道が伸びていく、そして二天門を通り抜け、浅草寺に至るようにしてはどうでしょうか。50年・100年先を見越して、ワクワクする壮大で荘厳な道を整備することのより、観光バスの駐車場問題の解消にも資するものとなるのではないでしょうか。
私の描く将来像を述べて、次の質問に移ります。
最後に、AEDへの三角巾配備について、お伺い致します。
自動除細動器AEDの令和3年度末状況は、区内367施設437台に設置されており、概ね200メートルに1台に配備され、基準と言われている300メートルに1台の要件は満たしています、との報告を受けました、
私は、以前AEDに関する議会質問を2度行い、区内の配備、AED0を使えるバイスタンダードの育成、AEDマップの充実、そして、巡回バス「めぐりん」の全車両、そしてドライバーへの講習の実施については、服部台東区長のご決断で、即実施、実現を行って頂きました。
そこで、よりAEDを安心に活用出来るように質問をさせて頂きます。
最近報道で、AEDに三角巾の配備を行っている自治体の取組の記事を目にしました。
AEDは、倒れている傷病者に電気ショックを与え、拍動を回復させる小型の機械で、救急車が到着する前の処置として、効果が高いことで知られ、各団体や学校、防災訓練などで使用方法の講習会が開催されています。
しかし、胸をはだけて電極パッドを肌に直接貼るため、傷病者が女性の場合、使用をためらう人も多いことが課題になっています。
そこで女性のプライバシー保護のための三角巾を配備。関係者からは、経費があまりかからず、救命率の向上につながるとして、他自治体への広がりを期待している。との内容でした。
そこで、台東区においても、区内施設、巡回バス「めぐりん」、「ぐるーりめぐりん」そして区内で設置をして頂いている全てのAEDに止血や患部の固定するためにも使用が可能な三角巾とプライバシーに配慮した使い方パンフレット、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、心肺停止傷病者への対応が見直されていますので、その案内の配備を行うべきと考えます。
区長のご所見をお伺い致します。
ご清聴ありがとうございました。

